はじめに
YOASOBIアジアツアーの後半戦が始まりましたが、初めて訪れた国々での反響は日本のファンの願望通り温かく迎えられたのでしょうか?
また日本とは違う環境でYOASOBIは実力通りパフォーマンスできたのでしょうか?
今回上げるシンガポールとマレーシア公演もチケットは争奪戦になったことは伝わって来ているので、現地ファンの期待は十分熱いはずです。
今回セットリストは日本の電光石火ツアーのときやった最多曲と並ぶ17曲を演じました。
いまYOASOBIができる最高の公演を発揮した様子が、ファンカム映像、SNS、国外メデイアも合わせて見る事ができました。
この記事では、これらのポイントを簡潔にまとめ、YOASOBIの公演が国外でさらに熱狂的なファンを獲得し、大きな成功を収めている光景をお伝えできると信じています。
YOASOBIのシンガポール公演
Singapore set list
- 夜に駆ける(Into The Night)
- 祝福(The Blessing)
- 三原色(RGB)
MC - セブンティーン(Seventeen)
- Biri-Biri
- ミスター(Mr.)
- 優しい彗星(Comet)
- 勇者(The Brave)
MC - もう少しだけ(Just a Little Step)
- ハルカ(Haruka)
- ハルジオン(Halzion)
- たぶん(Haven’t)
MC - あの夢をなぞって(Tracing A Dream)
- 怪物(Monster)
- 群青(Blue)
- アドベンチャー(Adventure)
アンコール - アイドル(Idol)
会場(Resorts World Sentosa)の様子
1月11日にシンガポールの複合レジャー施設「リゾート・ワールド・ボールルーム」で5,500人の観客を前にYOASOBIの公演は行われました。
まるで宴会場のようにも見える会場に、中央は真っすぐステージに向かって椅子席が並べられて、また左右はステージに向かって斜めに椅子の向きが並べられています。
日本の音楽ライブではあまり見たことない設置でまるで学校行事のようです。
歓声に迎えられステージに現れたYOASOBIとバンドメンバーは、2023年後半からの決まった出だしでぐっと会場を乗せる楽曲の3連発を放ちます。
ドラムも今回から仄雲さんが戻っていつものメンバー。
シンガポールではいつにもましてikuraさんは楽しんだ感じで歌って、踊っています。
真ん中のMCの時、Ayaseさんは手紙を読みながら英語でメッセージを伝えますが、アジアツアー最初の頃よりレベルアップが見えます。
なお次のMCではikuraさんが手紙を読む番だったのですが、レベルは断然違いました。語学力は耳の良さも大きいといいますが、その能力がikuraさんは桁違いのようです。
この日のikuraさんは体調が特に良さそうで元気が皆に伝わっただろうとおもいます。
「あの夢をなぞって」は今までの全てのYOASOBIライブを通して最高のパフォーマンスではなかったでしょうか。
「群青」の合唱は日本語で歌えるのはもちろん、会場の声自体日本より大きいほどです。
「アドベンチャー」で落ちてきた紙吹雪の桁違いの量に海外らしく思えました。
「アイドル」の盛り上がりは、いつでもどの場所でも凄いで、毎回最強のライブ曲と確信が増します。
YOASOBIとバンドメンバー
YOASOBI
ボーカル ikuraこと幾田りら
コンポーザー、キーボード Ayase
シンガポールとマレーシア公演共通サポートメンバー
ベース やまもとひかる
キーボード、コーラス ミソハギザクロ
ギター AssH
ドラム 仄雲
シンガポール SNS感想集
- ワー、最高のライブだったね!YOASOBI、本当にありがとう! テンションがめっちゃ上がって、楽しかったよ。ぜひまたシンガポールに遊びに来てください!
- コンサートは本当に楽しくて素晴らしいもので、すべてが素晴らしい経験でした。最初の3曲で泣きそうになっちゃいました。
本当に見に来てよかったです。これからも一生懸命働いて、コンサートを観るお金を貯めようと思います。 - YOASOBIは素晴らしかったですが次回はもっと良い会場でお願いします。
- 最高のライブだったね!コンサートに行くのは本当に久しぶりで、チケットが手に入らなかったらがっかりするところだったけど、なんとか手に入れられてよかった!
幾田さん、本当に可愛すぎるよね。彼女のライブは超良かった!
それに、アヤセさんにはずっと魅了されっぱなし。ぜひまたシンガポールに来てくれ!
YOASOBIのマレーシア公演
Malaysia set list (It was the same as Singapore)
セットリストはMCの入るタイミングを含めてシンガポールと同じでした。
会場(Zepp Kuala Lumpur)の様子、観客の反応
2024年 1月14日に会場はマレーシアのクワラルンプールにあるZepp Kuala Lumpurでライブは行われました。
YOASOBIとバンドメンバーは、いつものライブ開始に流れるBGMに身を委ねながらステージに登場。
日本とは一味違う雰囲気で、観客の歓声が「ワイワイ」という声に迎えられ響く瞬間。
海外ライブではお馴染みとなった「「We are YOASOBI」のikuraさんの第一声で開始。
一曲目の「夜に駆ける」から日本語で共に歌う観客の声聞こえます。Zeppだけあって他の外国の会場で言われる会場の音が良くなかったという声はなく、良かったという声多し。
日本だとライブはアーティストの歌声を聴きに行く感じだから嫌になるかも、ikuraさんの声にかぶって聴こえるから。
MC時や曲間にAyaseさんが英語で短いコメントを読んだり、挟んでだりすること段々初めましたね。
アメリカのライブの時はほぼ無口だったので、徐々に変化してます。
3曲演奏した後、ikuraさんが、1分以上にわたって英語でトークを繰り広げます。その中で、数言マレー語らしき言葉を交えて、雰囲気を盛り上げていきます。
なお、この国は英語が準公用語となっています。
マレーシアの観客は例え短いフレーズでもわかる部分は一緒に歌います。
2度目のMCでAyaseさんが手紙で英語、マレー語で読みあげたが英語はかなり上手くなっているのがわかります。
途中間違えて笑い声が上がったが、内弁慶時代を知るものとして感慨深いw
「あの夢をなぞって」のアカペラ部分が終わると大量の紙吹雪が落ちてくる演出で観客を驚かせます。
「群青」の合唱は観客がよその国に負けないようにと大声で合唱していました。
ikuraさんは後半に声が余計に出だすが、やはりスロースターターようです。
最後「エンコール」の声が響いているのが 「YOASOBI」という声に変わって再度YOASOBI登場。
アイドルの時、合唱しようとする人がいますが、難しくてついていけないようです。実際に合唱しているのを見ると、楽曲の難しさがよく理解できます。
ikuraさんはいつも通り素晴らしく、最後は大いに盛り上がりました。
この日は珍しく複数回歌詞を忘れた部分があったが、YOASOBIの曲に途中から自然に戻れるikuraさんは凄い。
マレーシア クアラルンプール SNS
- 今夜のYOASOBIのパフォーマンスには本当に感動しました。 観客のエネルギーは驚くべきもので、Zepp KLのサウンドシステムは素晴らしいレベルでした。
そしてもちろん、チームYOASOBIの才能には圧倒されます… 信じられないほど素晴らしい体験でした。
今夜は本当に楽しいひとときでした! - 初めてのコンサートが最高のコンサートで本当に良かったです。またYOASOBIに来てください!
- 今晩1晩限定、理性を捨てるコアなファンにならせて〜
全身全霊皆と一緒に叫び続けたから今声が失ってしまった - 次回はもっと大きな会場でYOASOBI〜
- クアラルンプールでのYOASOBIアジアツアー、最高のライブでした!ずっと生で聴いてみたかった曲もたくさん楽しむことができ、特に「優しい彗星」では感動で泣きそうになりました…!
ぜひまたマレーシアに足を運んでください、みなさんを再びお迎えできることを心待ちにしています。 - IkuraちゃんもAyaseさんも Malaysia語を勉強して話してくれてお疲れ様です! すごく感動しました。
最後
Zeppでの公演は音響は素晴らしいですが、行けなかったファンが多数と日本と通じるファンの悩みがありますよね。
やはり国内外共にYOASOBIに人気にあった大きな会場でライブをやってもらいたいものです。
シンガポールとマレーシアは東南アジアの隣同士の場所ですが、観客の反応はシンガポールの方がやや大人しく感じました。
どちらの国も共に合唱しながらライブを楽しむ姿は日本とは違います。
SNSではただのひとつもライブの内容を悪くいう意見を発見できなかったので、まずは大成功だったと言い切っていいでしょう。
日本でのライブで観客みんなが知っているから歌うとは文化的に有り得ないと思いますが、YOASOBIの楽曲は合唱参加して完成する曲もあるので、なお一層曲を聴いてライブに備えて覚えておきましょう。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。ご意見ご感想ございましたら著者小林三郎のXまでよろしくお願いします。