はじめに
今年の夏、音楽ファンにとって最高の祭典となったサマーソニック2023。
8月19日、20日東京会場2回と大阪会場2回で開催された2日間と、8月18日のソニックマニアを含めたのべ5日間で、合計24万人もの入場者を動員しました。
その中でも、東京と大阪の2日間でステージのトリを飾ったYOASOBIの盛り上がりは圧巻でした。
YOASOBIは、サマソニ2023の熱気と感動を最高潮に高めることに成功しました。
もちろん、YOASOBI以外にもサマソニ2023には多くの注目アーティストが出演しました。
海外からBLURやKENDRICK LAMARなどの世界的スターも登場しました。
私は残念ながら現地に行けませんでしたが、配信やSNSで情報を得ることで、サマソニ2023の雰囲気や感動を少しでも味わうことができました。
サマソニ2023に参加した人もそうでない人も、この記事を読んでサマソニ2023の感想を共有しましょう。
8月19日 東京 YOASOBI配信ライブの感想
YOASOBIのセットリスト
今回wowowでソニックマニア、東京2日間の中継を見れるだけ、見ました。音楽ライブに3日間使ったのは初めての経験です。
それではサマソニ東京初日マウンテンステージトリのYOASOBIのセットリストです。
ライブ感想 入場規制の中で
突然の始まり
この日マウンテンステージ、前の出演のNIAL HORANのとき機材トラブルらしいが始まるのが30分遅れました。
その結果、YOASOBIの開始時間は元々予定されていた20:25よりも遅れ、公式Twitter(現在のX)では20:40開始予定と告知されました。
ところが、実際にはさらに8分ほど遅れて、20:48頃にパフォーマンスが始まりました。
wowowでは別アーチスト録画中継をその間やってたので曲が終わってきりのいいところで切り替わるのだろう、と別チャンネル見ていました。
気がつくと曲を途中で切ってYOASOBI生中継に切り替わったようで、危うく著者は初めの部分を見逃すとこでした。
満員の熱気が家まで伝わるパフォーマンス
この夏のYOASOBIの音楽フェスティバルの衣装は白中心でこの日も、YOASOBI及びバンドメンバーともに全身白のコーデできめてました。
今回はikuraさんのYOASOBI初めますの一声から「夜に駆ける」でスタート。マウンテンステージは入場規制が出るほどの満員の観客で一気に盛り上がりました。
東京大阪会場共に入場規制が出たのは、今回のサマソニではYOASOBIだけでした。現在の人気がうかがい知れます。
「祝福」「三原色」と人気曲が続きAyaseさんのタオルを振るよう促すと、手元にタオルがない人々も手を振る動きに加わり、観客全体が一体感を共有しました。
ここでMCタイム、Ayaseさんは、過去にバンドとしてサマーソニックへの出場を志しましたが、残念ながら選ばれなかった経験を語りました。その瞬間と前回のコロナ感染による辞退の出来事が重なり、彼の心はどんな感情だったか。その表情には、過去と現在の交差点で感じる感慨が見て取れました。
中盤戦は「セブンティーン」「ミスター」「もしも命が描けたら」と続きます。ファンにとってはお馴染みのキーボードザクロさんのふえと踊り、この日のライブで、ikuraさんの声が過去のライブと比べて調子が良かったと感じました。
しかし「もしも命が描けたら」のとき、会場の暑さでふらふらになりかけたような軽い異変があったように見えたのですが、皆さん感じましたか?
そのすぐ後に、MCに入った時はもう何でも無いような様子でした、いや暑そうでしたが。
そこでかって、実はikuraさんが以前、無料のグリーンステージで「ぷらそに」の一員としてサマーソニックに出演した経験があるそうです。おそらく高校生の頃だったようですね。
メインステージの出演者を見て、ちょっと嫉妬したと言っていたそうですが、果たしてその気持ち、本当だったのでしょうか?
もちろん、自分が高校生の頃にそんなスター相手に同じ気持ちになるかどうかは微妙ですが、その気持ちを持ったことがikuraさんの今の活躍に繋がったのかどうか、それははっきりとは分からないでしょう。
クライマックス この夏定番ラストソングは「アイドル」
スマホライトの点灯を促しての「たぶん」、wowowでは余りきれいに映ってなかったが、後ほど発表された写真でみると素晴らしい景色でした。今や得意曲になった「ハルジオン」から「アドベンチャー」「ツバメ」と進んで「怪物」。
ライブでは特殊イントロで不気味な雰囲気からの低音歌唱で見せます。そして「群青」合唱はさすがに単独コンサートとは違って全員歌っている感じではなかったです。
歌おうとしてない人もいたので、意外と会場に外国人が多かったのかと感じました。
そしてアンコールのような感じでお待たせ「アイドル」、あのライブ専用イントロで会場は大歓声、いまやライブで最高に盛り上がる曲、日本一のライブ曲誕生、そんな瞬間でした。
会場大満足の様子の中、いつもライブが終了したときのメンバー全員で90度以上のお辞儀を今回も行って颯爽とステージを去って行きました。直後放送は終わりました。
8月20日 YOASOBIのライブ 感想集
大阪での状況
大阪のYOASOBIの出番は野球場のマウンテンステージトリで19:55でした。ヘッドライナーのBLURが最大のキャパシティーのオーシャンステージトリでほぼ同じ時刻から始まるので、観客はどちらかを選ばないといけない状況です。
そういう状況にありながら、マウンテンステージは前出演者のNIALL HORANの途中YOASOBI出演時間の1時間半前から入場規制が始まったそうです。
規制はYOASOBIのライブが始まっても続いて諦めた人多数だったようですが、YOASOBIの出番はトリであり帰りの混雑を避けるため徐々に帰っていった人がいたので、諦めず待っていた人は後半にはかなり入れたようです。
ただしアリーナは満員電車のような、状態だったようです。
YOASOBIライブの感想集
少なかったがネガティブ感想
「たぶん」のときのスマホライトの中に入っていくようなikuraさんです。なにか神々しいです。
YOASOBI以外のwowow配信感想
8月18日ソニックマニア
ソニックマニアの1曲以上見たARTISTは以下です。
- GRIMES
- SHYGIRL
- ALL SHAHEED MUHAMMAD
- Perfume
- JAMES BLAKE
- MURA MASA
- THE STICKMEN PROJECT
- Licaxxx
自分としては好みでははいDJが多かったです。やはり夜遅い時間から深夜の時間なのでそれ時間にあわせたアーティストが出演調整されていたんでしょう。
この中で話題になったのはGRIMESのステージにイーロン・マスクが飛び入りして踊っていたことですか、見ていて誰だこのおじさんとなりましたが。
あとは著者のこの中で積極的に見たいと思っていたJAMES BLAKEが期待通りの盛り上がりであったことが収穫でした。
あと心に残ったのは、MURA MASAの音楽に触れる機会はあまりなかったのですが楽曲をもっと積極的に聴いていこうと思っています。
配信決まる前、ずっと真夜中でいいのに。とTHUNDERCAT裏被りでどっち見ようかと思っていたらどちらも配信なかったことが残念でした。この2アーティストは結局、サマソニでも配信なかったです。
8月19日 サマソニ東京
この日の配信で1曲以上見たのは以下のアーティストです。
- とた
- New Jeans
- PALE WAVES
- Pass Code
- TWO DOOR CINEMA CLUB
- HOLLY HUMBERSTONE
- GABRIELS
- HONNE
- FALL OUT BOY
- WET LEG
- NIALL HORAN
- BLUR
- YOASOBI
合計13アーティスト見ました。別に書いたYOASOBIの感想以外で印象に残っていることは
『NIALL HORAN』の開始が遅れてYOASOBIの開始が遅れたためにBLURがほぼ見られたことがよかったです。
実はアルバムではスマホで音楽を聴きだした7,8年前のころアマプラで聞ける『BLUR』のアルバム2枚は繰り返し聞いていましたが、ライブ映像は初めて見ました。
おじさんだったけど聞いたことある曲ばっかりだったので、全く初めて見た気がしなかったです。
『FALL OUT BOY』もスマホで聞き出したとき何回も聞いたアルバム、羊のジャケットのやつ1枚を繰り返し聞いたバンドで、こちらも映像は初めて。こっちもおじさん複数、意外と元気パターンでした。
『WET LEG』とても期待していたが、期待が大きすぎたかな、それ程好みじゃなかった
『HONNE』読み方も知らなかったが、本音でおしゃれに感じてよかった。ちなみにほんねと読む。
『TWO DOOR CINEMA CLUB』 暑そうな格好だったが音楽は暑苦しくなかった。覚えた
『New Jeans』、 『Pass Code』、 『HOLLY HUMBERSTONE』かわいかったかな。あ、「とた」もか。
『GABRIELS』ボーカル黒人の歌の迫力凄くて他メンバー2人に一回見たぐらいじゃ目が届かない
というような簡単な感想ですが1日通してYOASOBI抜きにしても確かに見る価値がありました。
野外ステージは暑そうで全ての出演者、観客の皆さんご苦労様でした。
8月20日 サマソニ東京
この日1曲以上見たアーティストは以下です。
- NOVA TWINS ツインズなのに仕事量大違い
- シユイ 水星の魔女見てたので知っていた、アニメエンディング曲以外は熱唱型でもないな
- ももいろクローバーZ 流石ベテラン盛り上げ上手
- THE SNUTS 期待が大きすぎたが、よかったほうかな。ドはまりはなし
- WILLOW 少し見て他移るつもりだったが、なかなか離れづらかった。ウィルスミスの血縁と途中で知った、兄も登場
- MAISIE PETERS 美人だが歌は普通、
- FLO 歌うま にせパフューム(見た目が一人そっくり)
- LIAM GALLAGER オアシス曲多め、一回音響スタッフに切れたが全体的には気持ちよく歌っていてよかった
- EVANESCENCE LIAM GALLAGERと時間がかなりかぶっていて残念後半聞いて初めからみとけばよかったと思った
- BAYMETAL 3曲しか中継がなかったが著者は続けて曲聞くのは初めてだったので、なかなか盛り上がりで、おじさん人気もうなずけた、
この日は10アーチストで1日目よりチャンネル替えるの少な目、配信でないとこんなにみれないので初めて見たアーチスト多数(聞いたことあるアーティストはそこそこ多かったが)で楽しむと共に勉強になりました。
その他のサマソニ2023話題
おせっかいなつぶやきをXでしたら質問がきた
ソニックマニアの見ているとき、もう会場前に並んでる情報があって、その場所がリストバンド交換所ではないという話が耳に入ったので、Xでリストバンド交換しないと会場に入れないよとツイートしました。
すると、2アカウントから並ぶ場所などの質問がきました。余り力になれるような答えできなかったが、とにかくできるだけわかることを伝えました。
翌日の昼からその次の日の列に並んでいる人々の話を聞いたり、熱中症の情報を耳にしたので、ちょっと心配になりました。まぁ、自分が答えていなくても列に並ぶだろうけれど、幸い誰も倒れずに済んだようで良かったです。
プラチナチケットの恩恵は?
今年はチケット全て一般販売前の売り切れでサマソニ東京大阪共にすごい入場者数だったようです。
32000円の価値があったかどうかわかりませんが、威力を発揮したようです。
グッズはすぐ売り切れるものもあったようで、優先購入列から買うことができた。
暑い中並ばないで専用シャトルバスに乗れた(暑い中15分の徒歩移動は大変)
専用ビューイングエリアで見れた(エリアの位置に不満の声少々あり)
専用ラウンジ 冷房つき天国との感想あり
など猛暑の中では特に価値がたかかったようです。
熱中症 今後の課題
なるべく前で好きなアーティストを見るため徹夜で並ぶ人が現れ、それに加えての猛暑により熱中症で倒れる人が続出しました。
幸い重大な事故は起きなかったが今後のことを考慮して新たな対策が必要ではないでしょうか。
例えば
- 開催時期の見直し 暑さが最高の時期をさける。
- 室内施設の多い場所に移動
- 無料の給水所、野外ステージで無料で水を配る
- 日中は休んで朝、夜に公演する
かなり難しいことが多いですが、来年は何か変化が起こると思います。
注目されたアーティスト
最初の出演者の発表で、ヘッドライナーのKENDRICK LAMARとBLUR 日本のアーティストのYOASOBIとofficial髭ダンディズム(残念ながら辞退)を発表したことが今考えると凄かったです。
まだ「アイドル」も世にでてなくて「subtitle」も出演が決まった時は大ヒット前だったと思うからです。New Jeansなどブレイク直前だったアーティストに目を付けていたのも成功の準備が整っていたと言えるのではないでしょうか。
食事、アトラクションなど
食事については、特に食べ物の評判は聞こえてきませんでしたが、悪いほうも聞かなかったです。特に暑さのためか冷たいものの評判は全体的に良かったようです。
アトラクションはサウナ、サイン会など良くてもっとあってたら嬉しいという声がありました。
最後に
サマーソニック2023に8月19日東京、8月20日大阪にYOASOBIは初出演を果たして、音楽フェスの観客を魅了しました。
サマソニへの去年の出演のキャンセルを余儀なくされたことのリベンジを見事果たしました。
またサマソニのそうそうたる出演者に混じってトリをつとめることができる器になったことの証明も十分はたしたといえるでしょう。
サマーソニック2023,前夜祭的ソニックマニアを含めて、細かい問題は起こったが全体的にまた来たいと思わせることができたのではないでしょうか。
著者も情報収集と配信ライブを拝見して次の機会に準備が整ったら参加したいと思った次第です。
YOASOBI初め観客の期待に応えたアーチストに敬意を表してこの記事を終わります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
感想は小林三郎のX(旧Twitter)まで