はじめに
2025年1月26日17:00開演のLOVEBITES ETERNAL PHENOMENON TOURのスタートであるZepp Fukuoka公演に行ってきました。
前日までセットリストはどのようなものか?どのような見せ方の演奏を行うか想像して期待が高まるのは皆さんと同じです。
グッズ購入にどのくらい並ぶ必要があるかは、知りたいことではないでしょうか?LOVEBITESのファンの年齢層は何時間並んでも体力的に大丈夫ではないですから。
当日著者はグッズ販売予定時間の2時間程前には会場に着いていました。その時間からほぼ外で開場までの様子を観察できました。
また2023年8月福岡DRUM LOGOSの公演との比較もできました。
このブログ記事はネタバレありでセットリストとライブ内容のレポートの章と会場の様子、ファンの方々の様子を記載しています。
ネタバレありの章を読んで頂ける注目ポイントの見逃しと楽曲の一応の予習が出来ます。
また最小に体力を惜しんで楽しめますよう、効率的な行動のアドバイスになります。
LOVEBITESやメタルバンドが好きあるいは興味があっても今回のツアーに参加出来い方にはライブの雰囲気を伝えることができるでしょう。
ツアー参加予定でまだの方には注意点がお伝えできます。もう参加された方は著者との見え方との違いを比べてみてください。
次の章がライブの内容ネタバレ含みますので、知りたくないの方は第2章は飛ばして読んでください。
ネタバレあり ライブのセットリストと感想
セットリスト
- Glory To The World
- Unchained
- SCREAM FOR ME
- Soul Defender
- PARANOIA
- Judgement Day
- BREAK THE WALL
- The Bell In The Jail
- THE UNBROKEN
- ピアノソロ ベートーヴェン月光 抜粋
- DYSTOPIA SYMPHONY
- Soldier Stands Solitarily
- Where’s Identity
- DON’T BITE THE DUST
- HOLY WAR
- Someone’s Dream encore
encore - BRAVEHEARTED
- WE THE UNITED
セットリスト予想の正誤は?
過去の記事で今回のツアーのセットリスト予想を行っています。
もし詳しい予想を読みたい方は以下のボタンから
わざわざ別記事まで行って読むのが面倒な方に以下簡単な形で述べます。
番号は今回のセットリストの順番の番号です。
以下のツアー前にセットリストのヒントとしてあったツアー告知の文章を箇条書きにすると
- メンバー出身地を巡る(まだ作曲作品がないfamiさん以外の4人のメンバー曲は最低1曲は演奏されるだろう予想できる)
- 最新作「LOVEBITES EP Ⅱ」収録曲
- 代表曲
- ライブ初披露旧曲
以上をヒントに予想した結果は
- 最新EPからは(8)以外の4曲が演奏されると予想、なお結果はEP収録曲5曲全部演奏されました。
- ライブ初披露曲の旧曲は今まで演奏してない4曲中(5)(11)を予想。ピアノソロがイントロとして(11)の前にあることも予想できた。
- 定番曲7曲予想で上げて、著者希望として実はその7曲中3曲選ぶくらいにして欲しいと述べていました。実際は予想曲で(1) (6) (15) (18)が演奏されました。
- 最近のライブで余りやってない曲はharuna曲(17)のみしか当たらなかった
結果として20曲あげて今回セットリストに入ったのは11曲です。

ピンポイントではいい予想もあったが予想外に定番曲が少なかったので全体としては良い予想とは言えませんでした。
ライブレポート
ライブの流れ
著者の席はZepp Fukuoka2階席のやや右サイド最後部の座席でした。ステージは全体的によく見える席でした。
最後尾でもメンバーの表情が分かるぐらいの距離なので観る分には全くストレスがありませんでした。ただし椅子の横幅は2階席はVIPの最前列シートを除き狭くてきつかったです。
開演予定時間17:00から約5分遅れほどでスタートしました。
Glory To The World
この曲の壮大なイントロが流れた瞬間、いつもの定番パターンとは異なるセットリストかもしれないと少し驚きました。
メンバーの出身地を巡るツアーということで、midoriさんの曲が必ず選ばれるだろうとは予想していましたが、通常LOVEBITESのセットリストでは後半に演奏されることの多いこの曲が1曲目に選ばれたのは意外でした。
asamiさんの声が最初から調子よく出ていたので、まずは安心しました。
Unchained
新EPからの1曲目、過去にライブで披露がある曲です。幕開けの瞬間から、まるで鋼鉄の歯車が噛み合うように完璧な調和を奏でて波動となって会場を震わせていた。
SCREAM FOR ME
心地よいベースラインから始まる著者のお気に入りの一曲は、今回のライブでも大いに盛り上がりました。2階席からはベースの音はしっかりと聴こえたものの、ライブの醍醐味である体の内側が振動するような迫力ある低音を体感できなかったのが少し残念でした。
あとで1階にいた方の話と比較するとベース、ドラムのバスドラの低音は観客席の場所の差異が大きかったようです。
Soul Defender
新EPから放たれた2曲目は、この夜が初の生演奏。既にMVでは垣間見た世界が目の前で音と熱に変わる幸福感。
PARANOIA
miyakoさんのピアノイントロから始まるライブ初披露曲。いつかライブで聴いてみたいと願っていた曲。繊細なピアノの余韻とツインギターの咆哮は、その対比によってより鮮烈に。
Judgement Day
ライブでも、あの特徴的な神秘的なベースラインから始まる楽曲を完璧に再現していました。曲の終盤で徐々に盛り上がっていく熱のこもった歌唱を聴いて、前回の福岡公演(2023年)と比べても、今日のasamiさんは特に絶好調だと感じることができました。
BREAK THE WALL
この曲の演奏中、最初の異変が起こったように感じました。途中でmiyakoさんがステージ奥へ移動し、すぐに戻ってきたので、ギターに不具合があり、交換しに行ったのかと思いました。
ただ、miyakoさんはいつものように何本もギターを持ち替えていたため、最初に使っていたギターが何だったのかは覚えていません。それに、今回は曲順を覚えるだけで精一杯でした。
The Bell In The Jail
新EPからの3曲目で、ライブ初披露の曲です。途中、miyakoさんがピアノ演奏からギターに持ち替えた際に、音が出ないトラブルが発生しました。
そのときmiyakoさんはギターを抱えたままピアノを弾いていたので、アンプの接触不良かと思いました。
THE UNBROKEN
この曲のみセットリストに入っていたか間違っているかもしれません。miyakoさんのトラブルに気を取られていたのと自分がすぐに確信できる楽曲ではなかったのが重なりました。
曲の冒頭からギターの音が出ず、miyakoさんは代わりにピアノを弾いてカバーしていました。
この出来事は、ライブ全体を通して最も印象に残りました。トラブルが発生しても見事に対応するLOVEBITESの実力を改めて実感できる瞬間に立ち会えて、むしろラッキーだったと感じています。
前の曲と合わせて、miyakoさんが2度のトラブルを乗り越えたこともあり、演奏後にはひときわ大きな歓声が上がっていました。
ピアノソロ ベートーヴェン月光 抜粋
miyakoさんのピアノソロは、聞き覚えのある曲でした。おそらくベートーヴェンだと思いましたが、後でファンの方々と話し合い、確認しました。
元の楽曲も改めて聴き、抜粋して演奏していたことを再確認しました。
DYSTOPIA SYMPHONY
ピアノソロをイントロに据え、厳かに奏でられた一曲。ライブ初披露となるこの楽曲は、どのように音源を再現するのか非常に興味深く、待ち望んでいました。
その仕上がりは見事であったと感じましたが、ぜひライブ映像で細部まで確認したいところです。ツアー終了後の映像公開を心より楽しみにしております。
Soldier Stands Solitarily
高速かつ高音域ギリギリの迫力ある楽曲。harunaさんのドラムは、2階席ではバスドラムの重低音はあまり響かず、その代わりシンバルの音が非常に大きく響いていました。
しかし、今回は上からドラム演奏をしっかり見ることができました。前回の福岡DRUM LOGOSではほとんど見えなかったので、その点はとても満足しています。
Where’s Identity
新EPから4曲目ライブ初披露曲。演奏前、asamiさんが「みんなで声を出していきましょう!」と煽っていたので、もしこの曲がM.D.Oに代わる新たな定番になるなら大歓迎です。
ただ、声の出し方が少し難しいので、ぜひ皆さんも練習しておいてください!
DON’T BITE THE DUST
今回のセットリストに含まれていた曲の中で、個人的には少し新鮮さを感じなくなってきた1曲がありました。悪い曲ではないのですが、長い間演奏されているので、そろそろ他の曲も聴いてみたいという気持ちがあります。
HOLY WAR
こちらの曲もセットリストに欠かせない定番曲となっていますが、かつてファン投票で堂々の1位に輝いた実績があるので、その人気は納得です。
会場の盛り上がりも毎回素晴らしく、今回のライブでも観客全員が一体となる特別な瞬間を創り出していました。
Someone’s Dream
新EP収録の5曲目は、今回のライブで初めて披露。アンコール前のラストという特別な位置づけで演奏されただけあって、新EP「LOVEBITES Ⅱ」の中でも最も印象的な楽曲ではないかと感じます。
これにより、新EPの収録曲すべてがライブで演奏されたことになりました。実際に生で聴いてみると、どの曲も素晴らしい輝きを放っていて、スタジオ録音とはまた違った魅力を感じることができました。
BRAVEHEARTED
アンコール1曲目はLOVEBITES唯一のharunaさん作の楽曲でした。アンコールで来るのは意外だったので会場では、恥ずかしながらタイトル思い出せませんでした。
家で候補のいくつか聴き返してBRAVEHEARTEDだと確信しました。この曲だから特別harunaさんのドラムが力強いという訳ではなく、いつものように初めから最後までリトルエンジンの名通り安定の馬力でした。
WE THE UNITED
アンコールの2曲でライブは幕を閉じました。個人的には「Under The Red Sky」が選ばれなかったことに少し名残惜しさを感じましたが、いつか自分が参加するライブでラストを飾る日が来ることを心待ちにしています。
とはいえ、今回のラスト曲も会場全体が一体となり、素晴らしいフィナーレとなりました。
このツアー全体を通して感じたのは、ブログタイトルに表した通り、LOVEBITESの圧倒的な完成度です。ツアー初日から完璧なパフォーマンスを見せるバンドの姿からは、このツアーのために重ねてきた熱量と情熱が伝わってきました。
今宵の感動と興奮を胸に、次なるLOVEBITESとの出会いを楽しみに待ちたいと思います。素晴らしい時間をありがとうございました。
各メンバーのパフォーマンス
asami
2023年の生で歌唱を聴いたときと比べて、一段と力強い歌声だったと感じました。ひょっとしたら前回はたまたま体調が悪かったのではないか。
元々映像作品で期待が高いのですが、その高い期待通りでした。
MC どこの位置にMCが入ったかは正確に覚えなかったので内容で覚えていることを記載
いつも通りasamiさんだけ話して短め数回でした。
「福岡は初日が多いね、いつも初日」いやそっちが決めたんだろとツッコミたいです。
「初めて福岡で演奏したライブハウス小さく、そのときを思うとZepp Fukuokaで演奏できて嬉しい」次回はZepp Fukuokaもソールドアウトを目指してください。
midori
こちらも今回見た目も演奏も力強いだけでなく、一層丁寧に正確にギターを弾かれていられると感じました。特にmiyakoさんとのツインリードのとき正確さを感じました。
miyako
以上の原因でトラブルはありましたが、それによってライブをより特別なものにするスキルは流石としか言いようがないです。
積み重ねてきた地道な練習の成果が随所に感じられ、そのプロフェッショナルな姿勢に深い感銘を受けました。
fami
前回の福岡はまだ加入したばかりでそれでも個人的MVPに上げました。今回は著者の席がベースの低音が常に感じられる場所ではなかったので、比べてしまって印象薄かった。
逆に良く見えたので何が印象に残ったと言うともう溶け込んでいるのと余裕の笑顔。
haruna
重低音の響きは場所の問題なのか控えめでしたが、その代わりにスネアドラムとシンバルの明瞭な音色が会場全体に終始美しく響き渡っていました。
その意味では今回もその体力に恐れ入りました。
グッズ購入等会場情報
今回のツアーグッズ発表前はタオルを買うかどうかぐらい余り興味がないのですが今回どうしてもワークキャップ が欲しくなったので早くから並ぶつもりでした。

著者は12時30分頃に会場周辺に到着しました。この日はZepp Fukuokaの隣、福岡ドームで「福フェス」が開催されていたため、比較的早い時間にもかかわらず、周辺はすでに多くの人で賑わっていました。
グッズ販売は、VIPチケット所持者向けには14時から、著者が持っていた一般チケット所持者向けには14時30分から開始予定とXで告知されていました。
ところが、実際には13時頃には多くのファンが並び始めていたようです。その後、13時30分頃になると、スタッフがVIPと一般のチケット所持者を分けて整列するよう案内を始めました。

結果的にVIPチケットを持って並んだ人は開場前に欲しいものを手に入れることが出来たようです。
一般チケット組は著者が開場前販売時間締め切り15:45ギリギリに買えました。望みキャップも手に入れることができました。
なおライブ終了後のグッズ販売に並んだ人に聞いたところによると福岡で売り切れてたグッズはトラベルポーチ のみだったそうです。
のちSNSを見ると他の会場も会場限定Tシャツは早めに売り切れてるところもあるようなので注意してください。
LOVEBITESファンとリアル邂逅
ライブ前の時間
今回、当ブログのアドバイザーであるepipuMH氏(以下、ep氏)がライブに参加するというので、長崎から来る彼を博多駅まで迎えに行きました。初対面だったため少し見つけるのに苦労しましたが、無事に出会うことができました。
博多駅で牧野うどんを軽く食べた後、すぐに地下鉄Zepp Fukuokaへ向かいました。以下は当日の地下鉄最寄り駅唐人町の福岡ドーム及びZepp Fukuoka付近に行く出口の風景です。福フェスに向かう観客ばかりでした。

ep氏たちが立ち上げた『影狼プロジェクト』による応援フラッグ企画の待ち合わせにおともしました(私自身は企画に直接参加していませんでしたが)。
そのときDiscord非公式LOVEBITESファンベースJAPANやXで名前を知っていた方々と多数お会いできました。きちんとご挨拶できなかった方が多かったのは残念で申し訳なく思っております。
グッズ販売までの間、Zepp Fukuoka前のテラスで待機していましたが、日陰で風が強く体が冷えてしまいました。一方、グッズ販売の列は日向だったため快適でした。
12:30から16:00まで約3時間半立ちっぱなしだったため、ライブが始まる前から疲れ切ってしまいました。普段は家にばかりいるので体力不足を実感しました。

ライブ後
福岡のライブでは、ほとんどの時間旗を掲げることができなかったようですが、最後の短い時間だけ掲げることができたそうです。ただ、この企画他の地方公演にもリレーしていて、別の会場では上手く旗を掲げることができた場所もあったようです。
ライブ終了後、ep氏を含むライブ参加者10名で打ち上げを行いました。場所は福岡市春吉の焼き鳥屋で、7名予約のところを10名も受け入れてくれて大変ありがたかったです。
打ち上げでは、その日のライブだけでなく、音楽やメタル、もちろんLOVEBITESについても話せて、とても充実した時間になりました。
参加者は皆さん大人のファンばかりで、自分の意見を強引に押し付けるような人は一人もいませんでした。LOVEBITESのファンは本当に良い人ばかりのようです。
10人でお酒を飲めば多少の意見の相違があってもおかしくないのに、2時間ほどの打ち上げは終始紳士的な雰囲気で終了しました。
打ち上げで親しくお話しさせていただいた方々、また会場の外でのみご挨拶できた皆様、どちらの方々とも知り合えたことを心より感謝いたします。今後また別の機会にお会いできることを楽しみにしております。
2つのグループを明確に区別しながらも、両方に対する感謝と再会への期待を表現しました。
最後にこれからの期待と新映像作品
以上がLOVEBITES ETERNAL PHENOMENON TOURのZepp Fukuokaのレポートになります。
現在もツアーは続いて最中です、ツアーファイルまで最初の勢いのまま突っ走ってもらいたいと希望しています。
またこのツアーの後のLOVEBITESの活動がアルバム制作なのか国外ライブなのかどうゆう活動になるにしても楽しみです。
LOVEBITESが2024年に実施した初のワールドツアー「THE THIN LINE BETWEEN LOVE AND HATE」。その唯一の日本公演となった単独ではバンド史上最大キャパシティの会場、東京ガーデンシアターでの公演を完全収録したライブ映像作品がまもなく発売です。
著者も予約済みのこの作品、特に海外でのドキメンタリーが楽しみでなりません。是非皆さんも見逃さないようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。ご意見ご感想は著者小林三郎のXの返信欄にお願いします。
